明治36年（1903）、石工の石井文吉が、堀川運河の油津上町と対岸の材木町を渡すとともに、吾平津神社の参道橋の役割も兼ねて架けた単一アーチの石橋である。長さ21ｍ（欄干の親柱両端間）、幅５．６５ｍであり、南那珂地区の現存する石橋としては最大の規模を誇る。
　江戸時代前期に掘られた堀川運河とともに油津を代表する景観である。
　平成５年に映画「男はつらいよシリーズ第４５作－寅次郎の青春－ 」の舞台となった