詳細

黒北発電所
 ( くろきたはつでんしょ )

黒北発電所(北西より)
登録者
種別 登録有形文化財
登録年月日 H9.5.7
所在地 宮崎市清武町船引字川平3544
 明治40年、清武川上流の豊富な水源を利用した水力発電所(黒北発電所)が建設された。
 建物の構造は、基礎から軒先までは石造で、木造キングポストトラスの小屋組に寄棟の瓦葺となっている。外観に石積みの目地を表し、コーニス(軒蛇腹)やアーチ形の窓を用いる等小規模(69.8㎡)ながら洋風建築の意匠が見られる。
 また、建造当初に導入されたドイツAEG社製発電機も未だに稼動していることから、建築史的にも近代化遺産としても極めて価値が高い。

他の画像

  • 黒北発電所(南西より)
  • 黒北発電所(南より)
  • 黒北発電所(南東より)
  • 黒北発電所遠景(北より)

地図