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高麗虎狩図屏風
 ( こうらいとらがりずびょうぶ )

高麗虎狩図屏風(右隻)
指定者
種別 有形文化財
指定年月日 H26.3.27
所在地 都城市早鈴町4104-2(島津伝承館)
 江戸時代初期に活躍した都城の絵師、永井慶竺の作であると伝えられる本屏風は、6曲1双で、各隻画面全体を金雲により上中下の3段に区切られている。
各隻とも右から左に場面が展開する構成で、朝鮮出兵と、文禄4年(1595)3月に朝鮮半島で行われた虎狩の様子が描かれ、絵巻物を広げて3段につないだような形式であり、虎狩りに至る経緯や太閤秀吉が虎を所望していることを伝える書状、虎入手後の礼状の文面などが記されている。
 本屏風は、室内調度としての武家文化の形成史を知る上でも貴重な絵画資料である。

他の画像

  • 高麗虎狩図屏風(左隻)

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