松本 英一郎
( マツモト エイイチロウ )
作家名 | 松本 英一郎 |
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フリガナ | マツモト エイイチロウ |
欧文 | MATSUMOTO Eiichiro |
生地 | 福岡県 |
生年 | 1932 |
没年 | 2001 |
福岡県に生まれる。東京芸術大学絵画科および専攻科の林武教室に学び、在学中の昭和32年、独立展に初入選。翌年から3年連続で独立賞を受賞、昭和35年に独立美術協会会員となる。以後毎年出品を続ける他、十果会展、日本秀作美術展など数多くの展覧会に出品。旅先や身の回りで見つけた風景をもとに、紅白幕やシルエット状の人物、抽象化した大地や雲、花、動物などで構築した心象風景を、独自のユーモアや文明批評を込めて描いた。平成2年には、茶畑の上空に白とピンクの雲形の桜が浮かぶ「さくら'89-10」が平成元年度文化庁買上となる。個展やグループ展などで作品を発表する一方、多摩美術大学で30年以上に渡り後進の指導にもあたった。平成13年、68歳で没。