宮崎市に生まれる。幼いころから絵を描くのが好きで、昭和20年旧制県立宮崎中学校卒業後、京都市立美術専門学校[日本画]科に進む。[上村松篁]、[秋野不矩]に師事する。卒業後は２年ほど教職に就くが、その後は絵に専念する。昭和29年第18回[新制作展]に「青島風景」が初入選する。同第25回展で新作家賞を受賞し、昭和44年に会員となる。昭和49年[新制作協会]から[日本画]部門が分離し[創画会]が結成され、会員となる。以後、毎年出品を続ける。現代美術京都秀作展、山種美術館賞展などに出品。取材のためミクロネシアなどに何度も旅行し、熱帯植物を題材にしている。京都[日本画]専門学校の副校長を勤め、京都芸術短期大学でも後進の指導に当たる。平成８年没。