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浜口 陽三
 ( ハマグチ ヨウゾウ )

作家名 浜口 陽三
フリガナ ハマグチ ヨウゾウ
生地 和歌山県
生年 1909(明治42)
没年 2000(平成11)
和歌山県有田郡広川村に生まれる。11歳の時初めて油絵を描く。昭和2年[東京美術学校](現東京芸術大学)彫刻科に入学するが、父の知人であった[梅原龍三郎]のすすめで、昭和5年渡仏する。昭和12年[瑛九]らと共に[自由美術家協会]創設に参加する。同年最初の[銅版画]「猫」を制作する。戦後昭和23年から本格的に[銅版画]制作に取り組み、昭和28年再び渡仏して[メゾティント]技法を習得する。昭和29年第1回現代日本美術展で「ジプシー」他が佳作賞を受賞する。昭和30年独自のカラー・[メゾティント]を開発して個性的な世界を生み出し、昭和32年「魚と果物」他でサンパウロ・[ビエンナーレ]版画部門最高賞を受賞するなど国際的に高い評価を得ている。