詳細

花盛り
 ( ハナザカリ )

技法 日本画
素材 絹,顔料
大きさ 130.4×51.0
制作年 不明
作家名 益田 玉城
作家名フリガナ マスダ ギョクジョウ
所蔵館 美術館
[美人画]を得意とした玉城の作である。絵は中央に着飾った女性を配し、その背景に桜の花が見える内容となっている。廊下の板目に対して女性は垂直に立ち、安定感のある構図である。画面には女性らしさと色気が、桜の花の盛りと女性の盛りが重なり合って、また着物の花柄と肩の部分に薄紅色を添えて効果的に表現されている。そして背筋の通ったポ-ズの中に扇子を傾けて持った手と顔をやや前傾にした構図から女の色香が漂ってくるようである。

関連情報

益田 玉城  ( マスダ ギョクジョウ )
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作家名 益田 玉城
フリガナ マスダ ギョクジョウ
生地 宮崎県都城市
生年 1881(明治14)
没年 1955(昭和30)