詳細

落椿之図
 ( オチツバキノズ )

技法 日本画
素材 絹,顔料
大きさ 199.5×70.3
制作年 1909(明治42)年頃
作家名 益田 玉城
作家名フリガナ マスダ ギョクジョウ
所蔵館 美術館
 玉城は、[美人画]を得意とし、数多くの作品を残している。
 この作品は、玉城が[川端画学校]の教授となった頃の作品で、28歳頃に描かれたものである。後ろ向きの着物姿の女性の、少し左へ向けられた穏やかな表情がうかがえる。足下には、竹ぼうきが横たわっており、画面の中にちりばめられた椿の花の赤い色が鮮やかである。初春のさわやかな朝の空気が感じられ、黒い着物にたすきをかけた若い女性の姿からは、ほのかな色香がただよってくる。

関連情報

益田 玉城  ( マスダ ギョクジョウ )
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作家名 益田 玉城
フリガナ マスダ ギョクジョウ
生地 宮崎県都城市
生年 1881(明治14)
没年 1955(昭和30)