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菅公詠詩之図
 ( カンコウエイシノズ )

技法 日本画
素材 絹,顔料
大きさ 129.9×55.2
制作年 1902(明治35)
作家名 山内 多門
作家名フリガナ ヤマウチ タモン
所蔵館 美術館
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菅公(かんこう)の名でも知られる菅原道実は、高名な学者の家に生まれた。幼い頃よりかしこく、11歳の時に初めて詩を作ったという。この作品に描かれているのは、漢詩を作る道実と、それを見つめる父の姿であろう。父もやはり11歳の時に天皇に召され詩を作ったという。ほのかなあかりのもとで、詩作にはげむ父子の様子からは、あたたかな情感が伝わってくる。庭には、のちに道実が和歌によむ梅の木が描かれている。この絵は多門が24歳の時のもので、まだ[雅号]も都洲(としゅう)を使っている。やわらかな色彩とおだやかな画風の人物画を多く描いていた頃である。

関連情報

山内 多門  ( ヤマウチ タモン )
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作家名 山内 多門
フリガナ ヤマウチ タモン
生地 宮崎県都城市
生年 1878(明治11)
没年 1932(昭和7)