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春秋山水双幅
 ( シンジュウサンスイソウフク )

技法 日本画
素材 絹,顔料
大きさ 左軸130.7×41.9 右軸130.0×42.1
制作年 1923(大正12)
作家名 山内 多門
作家名フリガナ ヤマウチ タモン
所蔵館 美術館
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一対になっているこの作品は、春と秋の情景が描かれている。右の軸は春の風景である。新緑の木々の間から、桜の花が見え隠れし、おだやかな水面には舟が浮かんでいる。秋の風景は、傾斜が強く流れも速い川の上流を、赤く染まった楓(かえで)の葉が流されていく。中景から遠景に描かれている木々と山は、紅葉で染まっているのか、あるいは夕暮れで染まっているのか、淡い朱色で描かれおり、一段と秋の趣を際立たせている。この作品の箱書には「癸亥(みずのとい)初春」とあり、大正12年多門43歳のときの作品であることがわかる。多門は、大正8年第1回[帝展]で最高賞を受賞し、以後は審査員を務め、また、朝鮮半島、中国への写生旅行をするなど、円熟期の頃である。

関連情報

山内 多門  ( ヤマウチ タモン )
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作家名 山内 多門
フリガナ ヤマウチ タモン
生地 宮崎県都城市
生年 1878(明治11)
没年 1932(昭和7)