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竹林七賢之図
 ( チクリンシチケンノズ )

技法 日本画
素材 絹,顔料
大きさ 142.2×86.2
制作年 1903(明治36)
作家名 山内 多門
作家名フリガナ ヤマウチ タモン
所蔵館 美術館
竹林七賢(ちくりんしちけん)とは、中国の魏・晋の時代に戦乱の世のわずらわしさからのがれ、竹林に集まって議論をかわしたといわれる、七人の思想家や政治家などをさす。七人は、文学、音楽、詩、酒を好むとされ、日本でも近世以降よく画題として取り上げられている。この作品は、縦長の画面に、竹林の中の七人を大きく配している。それぞれの表情はけわしく、真剣な討議の様子が描き出されている。作品の右下には「癸卯(みずのとう)」とあり、明治36年25歳のときの作であることがわかる。

関連情報

山内 多門  ( ヤマウチ タモン )
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作家名 山内 多門
フリガナ ヤマウチ タモン
生地 宮崎県都城市
生年 1878(明治11)
没年 1932(昭和7)