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驟雨之図
 ( シュウウノズ )

技法 水墨
素材 絹,墨,顔料
大きさ 174.6×101.6
制作年 1907(明治40)
作家名 山内 多門
作家名フリガナ ヤマウチ タモン
所蔵館 美術館
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にわか雨がふりそそぐ渓谷を描いた作品である。木々が雨に打たれ、川面と遠くの岩がけむる。自然を厳格な目でとらえ、わずかに色をほどこした水墨で描き出している。多門30歳のときの作品であり、明治40年の第1回[文展]で三等に入賞している。この頃から多門は、[山水]画家としての方向をかためていったようである。[川合玉堂]は多門の絵について「人物に、[花鳥]に、皆相当の造詣(ぞうけい)はあったが、最も[山水]に秀作が多い。彼の[山水][古典]に基礎を置き、忠実な写生につとめて水墨に色彩にそれぞれ特徴を発揮した。」と述べている。[狩野派]の線描をふまえた多門の力強い表現を生かすのは[山水]画であったし、多門の気質に最もあっていたのだろう。

関連情報

山内 多門  ( ヤマウチ タモン )
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作家名 山内 多門
フリガナ ヤマウチ タモン
生地 宮崎県都城市
生年 1878(明治11)
没年 1932(昭和7)