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inner Rainbow work Ⅳ
 ( インナー レインボー ワークⅣ )

技法 アクリル,コラージュ
素材 カンヴァス,アクリル絵具,かばん,サッカーボール,盆
大きさ 145.5×112.0×20.0
制作年 1989(平成元)
作家名 靉嘔
作家名フリガナ アイオウ
所蔵館 美術館
「かばんは太平洋を何度か往復した。開けてみたらケンタッキーで入手したステンレス製の医療用の盆、パッドの包装紙、それに花子の小学生の時に使ったサッカーボールの一つが出てきた」。カンヴァスにはりつけられたものは、「僕の個人的な生活に深く関係したもの」と靉嘔が語るように、生活の中で実際に使われていたものである。現代の美術の動きの中に、結果としてできあがった作品だけでなく、その制作過程も作品としてとらえようという考え方がある。このインナーレインボーシリーズでは、作家と密接にかかわった数々のものがカンヴァスにはりつけられている。これらは、ここにはりつけられる以前のエピソードまで含めて作品と考えられているのである。

関連情報

靉嘔  ( アイオウ )
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作家名 靉嘔
フリガナ アイオウ
生地 茨城県
生年 1931(昭和6)