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抱く
 ( イダク )

野口徳次「抱く」
技法 油彩
素材 カンヴァス,油絵具
大きさ 162×130.6
制作年 1965(昭和40)
作家名 野口 徳次
作家名フリガナ ノグチ トクジ
所蔵館 美術館
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野口は戦時中、福岡県門司港駅の地下道で素描を描いた。後にそれをもとに制作したものが本作品である。他に「歩く」「祈る」などの連作があり「ひきあげシリーズ」と言われる。画面には多くの細やかな線が見える。衣服の皺(しわ)の質感をとらえる線、背景の深さをつくり出す線、影となる線など、それぞれが異なる役割で画面を形成している。青みがかった色調の一部に赤い色が配され、おだやかなコントラストとなっている。オリエンタルな雰囲気を漂わせながら、西洋の聖母子像を思わせる画面。おそらく野口自身の家族を重ねて描いたのだろう。

関連情報

野口 徳次  ( ノグチ トクジ )
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作家名 野口 徳次
フリガナ ノグチ トクジ
生地 宮崎県都城市
生年 1908(明治41)
没年 1999(平成10)