詳細

イオ
 ( イオ )

フランシス・ピカビア「イオ」
技法 油彩
素材 カンバス,油絵具
大きさ 132.5×105.5
制作年 1928-29
作家名 フランシス・ピカビア
所蔵館 宮崎県立美術館
 ニューヨークとパリの[ピカビア]の作風は、めまぐるしく変化している。この作品は、人物と風景を二重に焼き付けたように描いた「透明の時代」と呼ばれる時期のものである。
 題名の「イオ」(IO)とは、ギリシア神話に登場するゼウスが愛した女性の名前である。イオニア海は、この女性の名が由来となっている。首をかしげた女性、それと重なる人物や風景などが幾重にも広がる不思議な空間が描き出されている。

関連情報

フランシス・ピカビア  ( Francis PICABIA )
noimage
作家名 フランシス・ピカビア
欧文 Francis PICABIA
生地 フランス
生年 1879
没年 1953