詳細

サン・トロペの松林
 ( サン・トロペノマツバヤシ )

技法 油彩
素材 カンヴァス,油絵具
大きさ 64.6×80.5
制作年 1892
作家名 ポール・シニャック
所蔵館 美術館
[印象派]をともに樹立した[スーラ]の死によって失意の中にあった[シニャック]は、1892年南フランスの港町サン・トロペの風景に出会い新しい境地を見出だすことになる。厳格な構図と隅々まで細かい点で埋め尽くされた画面には、自然の光を科学的に分析して描こうとする新[印象派]の姿勢が見てとれる。[シニャック]の前半期の到達点を示す作品であると同時に、[シニャック]の絵画に大きな変革を与えたサン・トロペという土地を描いた最初の作品群の一つである。