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那須家住宅

 ( なすけじゅうたく )

指定者
種別 重要文化財
指定年月日 S31.6.28
所在地 椎葉村大字下福良1818
那須家住宅は、鶴富屋敷の愛称で親しまれ、椎葉民家の代表的なものである。建築年代は、江戸時代後期の文政年間とみられている。間取りは並列型民家の典型で、間口を平入とし、土間と、ウチネ(居間)、ツボネ(寝間)、デイ(客間)、コザ(仏間)と呼ばれる4室からなっている。桁行25.09m、梁間8.64mと椎葉の民家の中で大規模住宅に入るもので、桁を受ける腕木の支え(まつら)や内部の家具・建具等に至るまで建造当初の形態をそのまま残しているものとして貴重な文化財といえる。

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