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石刻門守神像(二面)

 ( せっこくもんしゅしんぞう )

指定者
種別 有形文化財
指定年月日 S40.8.17
所在地 五ヶ瀬町大字三ヶ所8736(三ヶ所神社)
 門守神像は神社神門左右の袖間に安置する守護神像である。
 一般には木彫彩色の像が多いが、三ヶ所神社の門守神像は、室町時代の作で縦21.5㎝、横22.3~23㎝、厚さ5.5㎝の安山岩板に束帯姿の随身像を線刻している。このような石板線刻のものは稀有とされ、地方的特色を示しおり、貴重である。
 随身像は、衣冠を正して太刀を腰につけ、弓矢を持ち、几上に座した姿で線刻されている。
 
・左向き門守神像の銘文
 「奉造立 門守神 大神氏沙弥祖縺 大工覚口」

・右向き門守神像の銘文
 「奉造立門守神 應永二二年丁丑 二月五日願主」



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