詳細

宮崎市大淀古墳

 ( みやざきしおおよどこふん )

指定者
種別 史跡
指定年月日 S12.7.2
所在地 宮崎市大塚町字西原・字時宗・字原・字天神後・字宮田・字迫田
 古墳は、宮崎市内を流れる大淀川の右岸に位置する大塚地区を中心にして分布する。前方後円墳3基、円墳1基、横穴1基が県の指定を受けている。国道10号線に面する1号墳(円墳)は、本来は前方後円墳であったと言われている。この墳頂部の主体部(粘土槨)と思われる掘り込み内から鉄剣が1点確認されている。
 3号墳(前方後円墳)は、古墳時代前期に築造された100m級の古墳と考えられているが前方部は既に失われている。発掘調査の結果、周溝内より底部に穴の開いた壺形埴輪が出土している。この3号墳北側の微高地には竹之下遺跡など六世紀後半の集落も調査されている。

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宮崎市大淀古墳1号墳