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宮崎県庁舎本館

 ( みやざきけんちょうしゃほんかん  )

  • 宮崎県庁舎本館(正面)
選定者
種別 登録有形文化財(建造物)
選定年月日 H29.5.2
所在地 宮崎市橘東2丁目35
 昭和7(1932)年建設。鉄筋コンクリート造三階地下一階建で、塔屋と煙突が付く。平面は、昭和戦前期の全国県庁舎の典型であった日の字型をしており、その中央に旧議事堂を配している。
 外観は、ネオゴシックを基調とし、変化に富んだ4種のバットレス状の柱により垂直性が強調されている。内部は、外観の直線的なイメージを継承しつつも、正面階段の手摺りなど随所に曲線を施した空間が広がる。
 現役の県庁舎本館としては全国で4番目に古く、九州では最古。宮崎市街形成の中核的役割を担った県都を代表する建築である。

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