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埋蔵文化財講座 ここまでわかったひむかの歴史~第4回「日向の戦国時代と山城の興亡 塩見城跡(日向市)」のお知らせ


投稿日: 2018年11月19日

 宮崎県埋蔵文化財センター分館では、5・6・7月と12・1・2月の年間6回、各月の第3日曜日に宮崎県埋蔵文化財センターの発掘調査や活動実績について、わかりやすく報告する講座を開催しています。本年度は、宮崎県埋蔵文化財セン ターが近年報告書を刊行した遺跡や、本県の歴史を考える上で重要な遺跡についての最終成果を報告します。

 

 埋蔵文化財講座 ここまでわかったひむかの歴史

 第4回「日向の戦国時代と山城の興亡 塩見城跡(日向市)」

 会場  宮崎県埋蔵文化財センター分館(県総合博物館隣)

 日時  平成30年12月16日(日) 13:30~15:00

   講師  今塩屋 毅行(宮崎県埋蔵文化財センター)

   参加料無料・申込不要

 

 講座の概要 

 塩見城跡は、日向市街地の西側に広がる丘陵に位置する山城です。現在の日向地域の支配をめぐる重要な拠点として、14~17世紀の間、土持氏・伊東氏・島津氏らによる争奪戦が繰り広げられました。今回の講座では、東九州自動車道(門川~日向間)建設に伴って発掘調査された山城の西側部分を取り上げます。山の斜面を平坦に削った「曲輪(くるわ)」や深い溝の「堀 切(ほりきり)」などを効果的に配置して城の中心部(主郭)(しゅかく)の防御性を高める構造が明らかになりました。特に、「井戸」のある曲輪では、山城での日常生活や戦いに重要な「水」を外敵から守るために石を高く積み上げた「石積遺構」が発見されました。これら井戸や石積遺構は、時代を経るごとに整備拡充されてゆく様子も読み取れました。

 このほか発掘調査では、中国産の磁器や日本列島各地で生産された土器・陶器類、さらにはキリスト教の信仰に関係するとみられる「土製聖人像(どせいせいじんぞう)」も 出土しており、山城での日常生活を知るための具体的な手掛かりが得られました。講座では、発掘調査の成果を詳しく紹介し、展示中の出土遺物の解説を行います。

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