石川県に生まれる。金沢美術工芸専門学校で
[宮本三郎]に師事する。在学中から
[二紀展]に入選し、途中一度退会するが、昭和56年の退会まで
[二紀会]で活躍する。昭和34年渡仏し、昭和36年帰国、翌年シェル美術賞展佳作賞受賞。昭和40年からブラジル、ボリビア、ペル-、パリを放浪し、昭和41年にロ-マより帰国。昭和44年に昭和会展優秀賞、
[安井賞]を受賞する。この頃から教会を主題とした絵を描き始める。昭和46年からスペインのバルデペ-ニャスに住み、老人や酔った男などを描き、昭和52年に帰国する。昭和53年には県美展の審査員として来県している。自己を厳しく見つめ絵を追求し続けた。