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興玉神社内神殿

 ( こだまじんじゃないしんでん )

指定者
種別 重要文化財
指定年月日 S58.6.2
所在地 都城市安久町2955
(興玉神社)
 内神殿は、興玉神社の近くにあった正応寺の厨子と伝えられている。明治の廃仏毀釈の時に地区の人々に持ち出され、興玉神社の内神殿として保管されてきた。
 応永6年(1399)建立の棟木墨書銘が残されている。
 桁行一間、梁間一間、入母屋造、板葺の神殿は、禅宗様の様式が施され、柱と正・両側面の大瓶束、台輪見付、垂木木尻、拳鼻や木鼻の絵様等を金泥塗とするほかは黒漆塗りとなっている。4本の上部粽付の円柱は、内法貫、頭貫、台輪で固められており、三斗笹繰付禅宗様枠肘木を柱上に置いている。

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