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エヒメアヤメ自生南限地帯

 ( えひめあやめじせいなんげんちたい )

指定者
種別 天然記念物
指定年月日 S43.6.14
所在地 小林市南西方生駒
 エヒメアヤメは、中国や朝鮮半島を中心に分布する植物で、寒冷な気候を好み、日本では西日本8県で自生が確認されている貴重な植物である。 草丈15~30㎝。花丈約10㎝ほどの小さな多年生草本の植物で、花の色は薄い紫、3月下旬から4月上旬にかけて開花する。
 山地のアカマツなどの疎林下に生育し、明るい場所を好む陽生植物であるため,周囲の植物が繁茂し、日光が当たらなくなると生育できないため、十分な管理が必要である。

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