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尾鈴山瀑布群

 ( おすずやまばくふぐん )

指定者
種別 名勝
指定年月日 S19.3.7
所在地 都農町大字川北
 尾鈴山(標高約1,405m)を中心とした尾鈴山山系を水源とする名貫川の上流には、「矢研の滝」、「小矢研の滝」、「若葉の滝」、「次郎・四郎の滝」「すだれの滝」、「さぎりの滝」、「白滝」等といった大小30余りの滝があり、総じて尾鈴山瀑布群と呼ばれている。
 なかでも、「矢研の滝」は高さ約72mもあり、滝の壮観はすばらしく、日本の滝100選にも選ばれている。江戸時代には、高鍋藩の秋月種樹がこの滝に感銘を受け、「神壮」という言葉を岩肌に記したと伝えられており、今でもこの2文字をみることができる。
 なお尾鈴山中には、シャクナゲ、寒ラン等が自生し、多くの滝とあいまって名山の真価を高めている。

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