詳細

森永の化石群

 ( もりながのかせきぐん )

指定者
種別 天然記念物
指定年月日 S12.7.2
所在地 国富町森永永井の迫3086ほか
本庄川と深年川の間にある石峯と呼ばれる標高120m程度の丘陵がある。この丘陵の頂上付近には、化石を含む厚さ2~3mの岩盤が点在している。この岩盤は、砂岩と泥岩の互層からなる宮崎層群宮崎相にあたり、今からおよそ500万年~1000万年前(新生代新第三紀中新世)に海中に堆積したものである。化石としては、キリガイダマシ、イタヤガイの仲間などの二枚貝や巻き貝が見られ、砂岩層中に密集するする状況から、化石床(貝類の死後、この場所に流され集積したもの)と呼ばれている。この化石群は古くから知られていたが、現在は公園として整備されている。

他の画像

地図