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男神像及び女神像(四躯)

 ( だんしんぞうおよびじょしんぞう(よんく) )

指定者
種別 有形文化財
指定年月日 S34.7.10
所在地 都城市美川町1761(千足神社)
 千足神社(せだらしじんじゃ)には、鎌倉時代から江戸時代にかけての神像が30躯余り祀られている。そのうち制作にすぐれ保存状態のよい男神像3躯、女神像1躯が県指定有形文化財となっている。
 いずれの像も楠材を用いた一木造りで、小像ながら面相の彫り口も端正であり、特に女神像は高千穂神社の女神像とは対照的にやさしい表情のつくりである。彩色はかなり剥落しているが、眉や瞳には墨描きのあと、男神像のひげ、女神像の髪には墨色、唇や袍に朱、袖裏に黄土採の痕を残す。


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