詳細

クマガイソウ自生地

 ( くまがいそうじせいち  )

指定者
種別 天然記念物
指定年月日 H29.2.27
所在地 高千穂町大字押方4490-4、4490-6
クマガイソウは、4~5月に桃色の袋状の花を咲かせるラン科の多年生植物である。県内では、照葉樹林やスギ林などに点在するが個体数は限られる。
 本自生地は、スギ林の間伐や草刈りなどを定期的に行うことで照度が保たれており、クマガイソウの生育に適した環境が創出されることで、元々自生していたものが森林管理を継続した結果、個体数が増加したものである。現在約5,000株が確認され、県内最大の群生地となっている。

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