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銅鰐口
( どうわにぐち )
指定者
県
種別
有形文化財
指定年月日
H30.9.10
所在地
西臼杵郡高千穂町大字三田井667(荒立神社)
銘文に「天授(てんじゅ)六 十二月十三日」(天授6年は1380年)とあり、これは県内に現存する鰐口の中で最古の紀年銘となる。また「肥州味木庄池山寺鰐口」ともあり、「肥州味木庄(あまきのしょう)」は現在の熊本県上益城郡御船町周辺を指し、鰐口はここにあった「池山寺」に最初に奉納されたことがわかる。そこから荒立神社に移った時期や経緯は定かではない。素文(そもん)の撞座(つきざ)、耳の形状や唇の張り出し、鼓面を区画する二条線、肩の鋳バリを残した素朴で大らかな仕上がりなど古様の特徴を備えている。天授6年の紀年銘は妥当であると考えられ、本県の工芸史上意義が大きいものである。
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