國橋(こっきょう)まつりは、備中神楽の創始者「西林國橋」を顕彰するとともに、備中神楽の保存・伝承・普及を目的として、毎年4月に行う神楽です。
備中神楽とは、日本の故事を演劇仕立てにし、勇壮な舞で五穀豊穣を願う神事で、国指定重要無形民俗文化財に指定されている高梁市を代表する伝統行事です。
江戸時代末期の学者で神官であった高梁出身の西林國橋が、神官による神事の舞が中心であった神楽を、古事記・日本書記の神話を元に、芸能性・民俗性の強い神代(じんだい)神楽を創作したといわれ、各神社の宵祭り「宮神楽」と呼び盛大に行われてきました。
現在では、五穀豊穣、家内安全を願い、地域の各神社の秋祭りで奉納されています。
お祭りの当日は、県下でも優秀な神楽太夫によって勇壮な舞が披露されますので、ぜひご来場ください。
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