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inner Rainbow work Ⅱ
 ( インナー レインボー ワークⅡ )

技法 アクリル,コラージュ
素材 カンヴァス,アクリル絵具,長靴,衣類
大きさ 145.5×112.0×24.0
制作年 1989(平成元)
作家名 靉嘔
作家名フリガナ アイオウ
所蔵館 美術館
画面にはりつけられた衣類について、靉嘔はこう言っている。「普段風呂に入るとき仕事ズボンとパンツと靴下を一度に足もとに脱ぐ。それはなんと素敵な形をしているかといつも目を見張る」。脱ぎ捨てた衣類や長靴は芸術作品と言えるのだろうか。靉嘔は、自分の脱ぎ捨てた衣類を、その形の美しさが芸術的だと考えて画面に登場させたのではない。その形を美しいと感じる態度が重要なのであり、作品をつくる過程まで含めて一つの作品だと靉嘔は考えているのである。これは、現代美術の一つの傾向である。

関連情報

靉嘔  ( アイオウ )
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作家名 靉嘔
フリガナ アイオウ
生地 茨城県
生年 1931(昭和6)