詳細

ピサの女
 ( ピサノオンナ )

技法 モデリング
素材 ブロンズ
大きさ 36.8×133.8×70.9
制作年 1928-30
作家名 アルトゥーロ・マルティーニ
所蔵館 美術館
マルティーニの探究は、彫刻を絵画的に表現することに向かい、形態の表現に多様な変化が見られた。ベッドに横たわり、うたた寝する女性の姿は穏やかで、心地よい安らぎを感じさせる。洗練された[モデリング]により、作品の表面には流れるような光の動きが表現され、浪漫派風の優美で叙情性豊かな作品となっている。マルティーニがローマ・[クァドリエンナーレ]で彫刻大賞を受賞した時期の作品である。現代イタリア彫刻の方向を変えたとも言われるもので、制作の充実ぶりがうかがえる。

関連情報

アルトゥーロ・マルティーニ  ( Arturo MARTINI )
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作家名 アルトゥーロ・マルティーニ
欧文 Arturo MARTINI
生地 イタリア
生年 1889
没年 1947