詳細

風洩松聲静図
 ( ふうせつしょうせいせいず )

根井 南華「風洩松聲静図」
技法 水墨
素材 紙,墨
大きさ 131.7×53.0
制作年 1954(昭和29)
作家名 根井 南華
作家名フリガナ ネイ ナンカ
所蔵館 宮崎県立美術館
讃の1行目は「風よりもれる松声は静なり、山は暁気を含んで清し」と読み下すことができる。2行目には描いた年月や署名があり、「旅雨剪写」の文字は旅の途中、雨があがった時に描いたという意味であろうか。
 南華は山野を旅し、写生をすることが多かったという。この作品もそのような旅の中で描かれたものであろう。明け方の山の風景である。しかし、これは単なる写生画ではなく、[文人]らしき人物が描きこんであり、高くそびえ霞たなびく山や中腹の住い、左下の滝と、文人たちが憧れる理想郷を水墨の濃淡で描き出している。

関連情報

根井 南華  ( ネイ ナンカ )
noimage
作家名 根井 南華
フリガナ ネイ ナンカ
生地 宮崎県宮崎市
生年 1883(明治16)
没年 1960(昭和35)