宮崎県立美術館
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特別展示

様々な特別展をとおして、国内外の素晴らしい作品を紹介します。また展覧会とともに、講演会やギャラリートークなども開催します。

中右コレクション 四大浮世絵師展 〜写楽・歌麿・北斎・広重〜

会 期:11月7日(土)〜12月13日(日)
※終了しました
時 間:10:00〜18:00(入室は17:30まで)
観覧料:大人1000円(900円)小中高生500円(400円)
( )内は20名以上の団体料金及び割引券使用の料金。
※身体障害者手帳、障害者手帳、療育手帳をご提示の方及びその介護者1名は無料。

浮世絵は、江戸時代に木版技法を用いて大量に生産され、庶民にとって身近な美術として親しまれました。主に都市部の庶民によって生み育てられた大衆的な美術ですが、広く世界の人々に愛されて、今では日本を代表する美術となっています。

作品には江戸時代の人気役者や評判の美人、名所風景などが描かれており、江戸の美意識や文化、その時代を謳歌した人々の息吹を今に伝えています。また海外に渡った浮世絵は、斬新な構図や色彩、的確な描写などから世界的にも評価され、ゴッホやルノワールなど印象派の作家たちにも影響を与えました。

多くの浮世絵師の中で特に活躍し、浮世絵の黄金期を形成した作家たちがいます。東洲斎写楽、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重の4人です。

本展覧会は、神戸市在住の浮世絵収集家・中右瑛氏の膨大なコレクションから四大浮世絵師の作品約160点を展覧し、今なお豊かな表現力と色鮮やかな色彩で多くの人々を魅了してやまない浮世絵の魅力に迫ります。

四大浮世絵師ってどんな人たち?

四大浮世絵師。彼らが描いた美人画、役者絵、名所絵などは江戸時代の貴重な情報源であり、暮らしに根付いた身近な絵画として庶民に愛されました。4人はそれぞれ何を得意とし、どんな作品を世に送り出したのでしょうか?ここでは、この4人の魅力やエピソードについて簡単にご紹介します。

【中山富三郎の宮城野】
東洲斎写楽(とうしゅうさい・しゃらく 生没年不詳)

「しゃらくさい!」をしゃれて号にしたと言われる写楽は、寛政6年(1794)に突如として浮世絵界に現れ、わずか十ヶ月で約140点を制作した後、突然姿を消した正体不明の絵師です。写楽といえば役者絵。役者絵というのは今のブロマイドのようなもので、通常、役者は美化して描かれました。しかし写楽は役者の顔や姿の特徴を強調して絵を描きました。「中山富三郎の宮城野」は役者の眉、目、鼻などが強調された怪異な女形の顔になっており、写楽の役者絵の特徴をよく表しています。

【教訓親の目鏡
俗二云ばくれん】
喜多川歌麿(きたがわ・うたまろ 1753?〜1806)

歌麿と言えば美人画です。女性の上半身を画面いっぱいに描く「大首絵」により、美人画の第一人者となりました。女性の細やかな仕草を描き出した歌麿の美人画は、頭髪の細かい彫りや摺り、背景に銀色の効果を出す雲母摺り(きらずり)などの技術により、一層妖艶なものとなりました。歌麿人気が高くなり、多くの模倣作が出ると、自信家であった歌麿は「正銘歌麿」の落款に「本家」の印を捺して出版しました。本展出品作の「五人美人愛敬競 兵庫屋花妻」にもその印が見受けられます。

【冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏】
葛飾北斎(かつしか・ほくさい 1760〜1849)

改号すること30回。転居すること93回。90年の生涯で、名所絵、美人画、役者絵、花鳥画など幅広い主題の作品を残し、その数は3万点を超えます。北斎の画業はパリに伝わり、ジャポニスム(註1)の契機となるばかりでなく、ヨーロッパ美術にも大きな影響を及ぼしました。中でも富士山と庶民の生活を結びつけた冨嶽三十六景は世界的に有名です。音楽家ドビュッシーはその中の「神奈川沖浪裏」から発想を得て交響詩「海」を作曲したと言われています。

【東海道五拾三次之内 庄野】
歌川広重(うたがわ・ひろしげ 1797〜1858)

広重は、四季や天候によって移り変わる日本の風景、その風土に生きる人々の姿を詩情豊かに描き出し、名所絵・風景画の名手として活躍しました。晩年に発表した「名所江戸百景」シリーズは広重の傑作であると同時に、それまでの版画技術が結集された浮世絵の集大成的作品とも言えます。没後、その作風は西洋のジャポニスムに大きな影響を与えました。その中でもゴッホが「大はしあたけの夕立」「亀戸梅屋敷」などの作品を模写したことは有名です。

※註1:ジャポニスム…19世紀中頃から20世紀初頭にかけて欧米で流行した日本趣味のこと

 

関連イベントも盛りだくさん

中右瑛氏による記念講演会

※終了しました

日時 11月7日(土)14:00〜15:30
場所 県立美術館1Fアートホール
定員 120名(定員になり次第締切)
申込 10月14日(水)10:00より電話(0985-20-3792)にて受付

復刻版浮世絵摺り実演

※終了しました
現代の摺り職人が、復刻版を使って浮世絵の摺りを実演します。

日時 11月15日(日)1回目11:00〜12:00
         2回目14:00〜15:00
講師 県立美術館2Fアートフォーラム

多色摺り体験

※終了しました
※申込不要、無料
3つの版による多色摺りを会期中どなたでもお楽しみいただけます。

担当学芸員によるギャラリートーク

※終了しました
※申込不要、要観覧料

日時 会期中の水曜日、日曜日の14:00〜15:00
※11月15日(日)は除く。

親子で楽しむ浮世絵ツアー

※終了しました
※申込不要、要観覧料
クイズなどをしながら親子向けのギャラリートークです。

日時 11月28日(土)・12月5日(土)
11:00〜12:00各1回完結
対象 小・中学生とその保護者

かんたん版画で年賀状をつくろう!

※終了しました
※要申込、要観覧料、材料費・準備物不要
とっても簡単な多色摺り版画で年賀状をつくります。

日時 11月28日(土)・12月5日(土)
13:30〜16:00
※制作時間は30分程度。この時間帯であればいつでも参加できます。
場所 県立美術館1Fアートホール
対象 小・中学生(保護者同伴も可)。ただし展覧会入場者に限ります。
定員 1日先着80名
申込 実施日の12:00から、展示室出口にて希望者に参加券をお渡しします。

 

平成21年度の特別展


「集い」小磯良平

−ベールをぬいだ−
日赤秘蔵名品展

−日本赤十字社宮崎県支部120周年記念事業−

日本赤十字社宮崎県支部の誕生120周年を記念して、日本赤十字社コレクションによる美術展を開催します。これまでベールに包まれていたコレクションの中から、小磯良平、東郷青児、東山魁夷、梅原龍三郎らの名品を紹介します。

(協力事業)

平成21年
4月11日(土)〜4月26日(日)
開催終了しました。

(c) Mitsuaki Iwago

岩合光昭写真展
地球のたからもの

岩合光昭は、写真家であった父の助手としてガラパゴス諸島を訪ねた際、自然の驚異に圧倒され、大学卒業後フリーのカメラマンとしてスタートしました。以後、地球上のあらゆる地域をフィールドとして活動し、野生動物や自然を撮影し続けています。本展では、オーストラリア、アフリカ、中国など世界の自然や動物たちと、ニホンザルや犬、猫など日本の動物たちの写真約190点により、優しくも迫力のある「IWAGO’S WORLD」を紹介します。

平成21年
5月2日(土)〜5月31日(日)
開催終了しました。

「海の幸」青木繁

子どもたちに残したい名画
石橋美術館展

あの「海の幸」がやってくる

石橋美術館(福岡県久留米市)は、ブリヂストンの創業者・石橋正二郎が収集した美術コレクションを展示する目的で1956(昭和31)年に開館しました。本展では、国内屈指の日本近代洋画コレクションを誇る石橋美術館の収蔵品から、青木繁の「海の幸」や「わだつみのいろこの宮」、藤島武二の「天平の面影」など、重要文化財を含む明治から昭和にいたる日本の名画約90点を紹介します。

平成21年
7月18日(土)〜8月30日(日)
開催終了しました。

「嵐龍蔵の金貸石部金吉」
東洲斎写楽

中右コレクション
四大浮世絵師展
〜写楽・歌麿・北斎・広重〜

お江戸の人気浮世絵師 勢ぞろい

浮世絵が、江戸文化の華としてめざましく発展していく中で、その中心として活躍し、頂点を極めた四人の絵師がいました。役者絵の写楽、美人画の歌麿、風景画の広重、そして視覚の魔術師として知られる北斎です。本展は、四大浮世絵師の代表作約170点を一堂に展示し、今なお豊かな表現力と色鮮やかな色彩で多くの人々を魅了してやまない浮世絵の魅力に迫ります。特に写楽の役者絵20点が並ぶのは大変珍しく圧巻です。

平成21年11月7日(土)〜12月13日(日)
開催終了しました。

第36回宮崎県美術展
絵画・彫刻・書・写真・工芸・デザイン・映像の7部門の作品を宮崎県在住者及び宮崎県出身者から公募し、入選作品を展示します。部門ごとに部門大賞・特選・準特選の各賞を設定しています。 平成22年
2月27日(土)〜3月14日(日)

過去の特別展
平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度