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保木島遺跡


投稿日: 2022年2月24日

保木島遺跡は、都城市の中心部から南に約8kmの梅北町に位置し、都城市の南東部にある金御岳(標高472m)よりのびる丘陵の尾根筋から谷に向かう傾斜地にあります。
発掘調査の結果、縄文時代(早期、後期~晩期)と古代~中世の遺構、遺物が確認されました。縄文時代早期では、竪穴住居跡や集石遺構、炉穴、陥し穴状遺構、土坑などの遺構がみつかりました。遺物は、出土例の少ない耳栓(耳飾り)のほか、西北九州産のガラス質安山岩でつくられた打製石鏃などが数多く出土しました。また、妙見式土器がまとまって出土する例は少なく、貴重な発見となりました。

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