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花木池平遺跡
投稿日:
2022年5月17日
花木池平遺跡は、都城盆地北東縁に位置し、都城市街地から北東に約12㎞、東岳川及び佐土原川流域に形成された標高約168mの河岸段丘上に位置しています。
調査の結果、江戸時代の水田遺構、古代の掘立柱建物跡、溝状遺構、畝状遺構、古墳時代の竪穴建物跡、土坑、溝状遺構、縄文時代後期の土坑及び自然流路を確認することが出来ました。古墳時代の中期~後期にかかる竪穴建物跡が6軒、その近隣で溝状遺構も確認されたことから、長い間定住する生活に適した地域であったことがうかがえます。遺物については古墳時代を中心に、縄文時代から近世までの幅広い時期の遺物が出土しました。